めまい外来(重心動揺検査・専門検査)

「急にぐるぐるして立っていられない」「何をしていてもふわふわする」——そのめまい、内耳が原因かもしれません。武蔵浦和耳鼻咽喉科では重心動揺検査をはじめとした専門的な平衡機能検査を行い、めまいの原因を正確に診断・治療いたします。

めまい外来(重心動揺検査・専門検査)とは

めまい外来(重心動揺検査・専門検査)とは、内耳(半規管・耳石器)や前庭神経の障害によって引き起こされる平衡機能障害を専門的に診断・治療する外来です。「ぐるぐる回る」「ふわふわする」といっためまいには複数の原因があり、適切な治療を行うには原因の鑑別が重要です。

当院では重心動揺検査(スタビロメトリー)・眼振検査・聴力検査・頭位変換試験などを組み合わせ、良性発作性頭位めまい症(BPPV)・メニエール病・前庭神経炎・突発性難聴に伴うめまいなどを鑑別します。さいたま市南区・武蔵浦和周辺でめまいにお悩みの方は、まず耳鼻咽喉科専門の当院へご相談ください。

こんな症状はありませんか?

上記のような症状が続く場合や、繰り返し起こる場合は早めに耳鼻咽喉科をご受診ください。頭痛・手足のしびれ・ろれつが回らないなどの神経症状を伴う場合は脳神経科への受診もご検討ください。

原因・発症のメカニズム

めまいの約8割は内耳・前庭神経が原因の「末梢性めまい」です。主な疾患と原因を以下に示します。

良性発作性頭位めまい症(BPPV)

耳の中にある小さな炭酸カルシウムの粒(耳石)が内耳の半規管に迷い込み、頭を動かすたびに強いめまいを引き起こします。最も頻度の高い末梢性めまいで、中高年女性に多く見られます。過労・睡眠不足・骨粗しょう症がリスク因子とされています。

メニエール病

内耳のリンパ液が過剰にたまる「内リンパ水腫」が原因で、回転性めまい・耳鳴り・難聴が繰り返し起こります。ストレス・疲労・塩分の過剰摂取・睡眠不足が悪化因子とされており、30〜50代の働き盛りに多い疾患です。

前庭神経炎

内耳の平衡感覚を脳に伝える前庭神経がウイルス感染などにより炎症を起こし、突然の激しい回転性めまいが数日〜数週間続きます。難聴を伴わないことが特徴です。

突発性難聴に伴うめまい

突然片耳の聴力が低下する突発性難聴に、めまいが合併することがあります。内耳の血流障害や免疫の異常が原因と考えられており、早期治療が重要です。

このほか、加齢による平衡機能の低下(加齢性平衡障害)や、血圧の変動による起立性低血圧が原因のこともあります。

当院での診察・治療方針

Step 1|問診・症状の詳細確認

めまいの性質(回転性・浮動性)、持続時間、発症のきっかけ(頭位変換・起き上がり・安静時など)、耳鳴り・難聴の有無、繰り返しの頻度などを丁寧に伺います。問診の内容がめまいの原因鑑別に非常に重要です。

Step 2|専門的な平衡機能・聴力検査

当院では以下の検査を組み合わせて原因を特定します。

Step 3|診断・治療方針の説明

検査結果をもとに疾患を診断し、治療方針をわかりやすく説明します。中枢性めまい(脳梗塞・脳腫瘍など)が疑われる場合は、速やかに適切な医療機関へご紹介します。

Step 4|治療

費用目安(保険適用・3割負担の概算)
診療内容概算費用(3割負担)
初診料+問診・診察約800〜1,000円
重心動揺検査約550円
聴力検査(純音)約400円
薬剤費(抗めまい薬など)約300〜600円(処方内容による)

※上記は目安です。保険点数の改定や処方内容により変動します。詳細はお問い合わせください。

よくあるご質問

めまいは耳鼻科と脳神経科どちらに行けばいいですか?

ぐるぐる回転するめまいや耳鳴り・難聴を伴う場合は内耳が原因のことが多く、まず耳鼻咽喉科を受診されることをおすすめします。頭痛・手足のしびれ・ろれつが回らないなどの神経症状を伴う場合は脳神経科へご相談ください。

重心動揺検査とはどんな検査ですか?痛くないですか?

重心動揺検査は、専用の台の上に立ち目を開けた状態・閉じた状態でのふらつきを機械で計測する検査です。痛みや放射線被ばくは一切なく、数分で終わります。平衡機能の状態を客観的な数値で評価できます。

良性発作性頭位めまい症(BPPV)は自然に治りますか?

BPPVは自然軽快することもありますが、数週間続く場合も多く、頭位を変える耳石置換法(エプリー法など)を行うと早期改善が期待できます。繰り返す場合や日常生活への支障が大きい場合は、早めの受診をおすすめします。

めまいの検査当日は車を運転して来てもいいですか?

めまい症状が強い場合、安全のため公共交通機関やご家族の送迎をおすすめします。検査後に抗めまい薬を処方する場合、眠気が出ることがあるため、当日の運転はお控えいただくことがあります。

メニエール病と診断されたらずっと通院が必要ですか?

メニエール病は再発しやすい疾患ですが、生活習慣の改善と薬物療法により発作の頻度を減らすことができます。症状が安定すれば通院間隔を延ばすことも可能です。担当医と相談しながら治療方針を決めていきます。

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